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今日の戦利品

「あまりにも騒がしい孤独」B・フラバル
あまりにも騒がしい孤独 (東欧の想像力 2)
ボフミル・フラバル / / 松籟社

待望の異色作家フラバルの傑作長編の邦訳!


「テレプシコーラ」山岸涼子
小当たり
「あると」の「あ」赤石路代
大はずれ
「Heaven?」佐々木倫子
はずれ
「八月の光」w.フォークナー
「翻訳の基本」宮脇孝雄
「言葉と鋏」駒田信二
「万太郎松太郎正太郎」大村彦次郎
*この正太郎というのは言うまでもなく「池波正太郎」なのだが、彼の自伝的エッセイにたびたび登場する幼なじみの「井上留吉」がこの本によると架空の人物なんだそうだ!!!驚いた。本当のところはどうなんだろうか。真実だとすると、池波正太郎、かわいい。けれどさみしい。多少の脚色はあるだろうにせよ、エッセイのなかに書かれていることは真実なんだろうなー、幼いころから下町で面白い体験をたくさんしたんだなーっと感動してたのに。池波にかぎらず著名人のエッセイを読むときは、平平凡凡として変哲のない毎日を送ってる自分だからこそ、著名人の波瀾万丈な生活を垣間見ることがたまらないのに、それが作り話とあっちゃぁ…。

****閑話休題****
土曜日に某Fアカデミーのノンフィクション翻訳講座に通い始めた。授業料高すぎ…。一回あたり8000円になる。フレンチディナーが食べられるじゃないの。本当にそれだけの価値あり?が、2か月弱の集中講座なので思い切ってとった。しかし、授業中に10分すぎるたびに「チーン、1000円経過」と計算している自分が情けない。
さて授業。進め方はオーソドックスだけれど、翻訳のイロハなど習ったことなく、自己流を貫いてきたわたしには何もかも新鮮。ほかの人の訳文と読み比べるのは楽しいし、講師のW先生も丁寧で好印象だ。しかし翻訳はやはり英語力あってなんぼだと痛感。もっと英語を読まないとね…。一日中英文と頭をつきあわせているけれど、分野が決まってるから語彙数や表現が限られてくるんだな。大学に入ったときに同じクラスの子たちの会話がなにしろ「昨日ヒース首相の通訳したんだ」「通訳も人によって話し方の癖があるから簡単じゃないよね」みたいな、しゃれにならないレベルのひとたちに囲まれていたもので、逃げてしまった語学だけれど、ここ数年その記憶は彼方に去りまたしゃりしゃり翻訳をはじめてたわたし。久々のガツン。結局はそういうレベルのひとたちと渡り合っていけないと仕事はこないんだよね(無理だけどね)。
ほかの受講者に声をかけてみたら、ツワモノのリピーターさん揃いだそうで驚いた。どうりで私だけが平然と「せんせぇ~、どんな辞書がいいのですかぁ?」みたいな初歩的な質問をしてる訳だ。コンスタントに通うのは無理だけど、小金がたまったらまた通ってみるのはいいなと思ってアメリアのサイトを見てみたら、翻訳者の田口俊樹さんの対談が載っていた。相手は三川…え?なんかふるーい記憶が…昔の英語の先生だ。ロレンスのチャタレイ夫人を読まされて、この先生、半端じゃなく英語できると感動した覚えがある(あたりまえか)。「三川せんせって縦から読んでも横から読んでも同じだね!」と授業中におしゃべりしていて叱られた記憶もある・・・(もちろん内容は聞こえていない)。懐かしくなって対談を読んでいると、大学の傍ら近年は翻訳家として活躍されている模様。へぇ~とちょっとうれしくなって思わず先生の名をグーグルで検索してみたら、今年10月に癌で他界されていて絶句。まだお若いのに…。合掌


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by johnny_book | 2007-12-23 15:16 | 読書 

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